よくある質問
- 家の中の電化製品や屋内電気配線の電界(場)を取ることで、電磁波対策は万全ですか?電界(場)を取るにはどうしたらよいですか? 取ることは必要ですか?
- 家のそばに高圧送電線があります。送電線からの電磁波対策は取れますか?
- 家の中の高周波電磁波(マイクロ波)の対策はしないほうがよいと 言われたが、しないほうがよいのでしょうか?
- 携帯電話を頻繁に使用します。どのような電磁波対策がありますか?
- 音や振動を感じます。電磁波シールド材、シールド生地、シールド蚊帳など で対策が取れますか?または電磁波測定器で測定できますか?
- ハイブリット車の購入を考えていますが、車の電磁波対策にはどういった 方法がありますか?
- 電磁波とは?低周波と高周波の違いを簡単に教えて下さい。
【電磁波とは?】
電気と磁気の両方の性質をもつ「波」のことです。電気の影響が及ぶ範囲を「電界(場)」といい、磁気の影響が及ぶ範囲を「磁界(場)」といいます。【低周波と高周波の違いは?】
人類が作った人工電磁波のことで、電気(送電線や電化製品など)からの低周波電磁波と携帯電話や電子レンジなどが放射する高周波電磁波(無線またはマイクロ波)の2種類に区別されます。周波数帯が大きく異なることにより、低周波電磁波と高周波電磁波の性質は大きく異なります。当社の電磁波定義は、ドイツ建築生物学(バウビオロギー)協会電磁波予防ガイドラインSBM2003に準拠し、低周波の周波数帯:0Hz~40万Hz、高周波の周波数帯:27MHz~10GHzです。詳細は⇒電磁波って何?を参照して下さい。
- 電磁波は危険ですか?安全規制値はあるのでしょうか?
現時点では電磁波は危険とは断言できません。
発ガン性などを含め健康影響に関する疫学研究の報告は多く存在しますが、現時点では電磁波と発ガン性の因果関係の結論は判明していないのが現状です。しかし予防原則の立場から、安全とは確認の取れていない「電磁波」に対しては、電磁波対策をとるのは無難かもしれません。
世界各国や国際機関などが施行している電磁波ガイドラインまたは規制値は、一般的には人体安全の立場より企業側に立った緩やかなガイドラインまたは規制値です。この意味で現在の電磁波の安全規制値より実測値が低いから、人体にとって安全であるとは思わないほうがよいと思います。一般的に日本を含めてた先進国では、経済の発展を優先的に進めるため、電磁波の規制には後ろ向きですが、下記の国・州レベルで、厳しい規制を施行しています。
電気からの(低周波)電磁波規制
スウェーデン TCO規制 テレビやパソコンのディスプレーから30cmで2mGを超えてはいけない スイス 送電線建設の場合、周りの住宅、病院、学校などで磁界(場)が10mGを超えないことが義務付けられています 米国 カリフォルニア州では、磁界(場)の数値が4mG以上の地域では住宅や学校など建設は禁止。他の州でも同様の規制有 日本 全く規制なし 【携帯電話基地局からの電磁波強度(電力密度)放射規制】
オーストリア、ザルスブルグ州では、屋外で10μW/m2 (日本の規制値の100万分の1)、室内では1μW/m2(日本の規制値の1000万分の1)と非常に厳しい数値です。
スイス及びリシュテンシュタインでは、2013年に規制値を約1000μW/m2(日本の規制値の1万分の1)を大幅に厳しくする予定です。【携帯電話基地局からの電磁波強度(電力密度)放射規制】
日本:2W/Kg
米国:0.16W/Kg
韓国:0.16W/Kg
ドイツ:1. 6W/Kg
スウェーデン:0.8W/Kg
日本の規制値が米国、スウェーデン、や韓国などと比較して非常に緩やかです。電磁波関連規制値施行に関して、日本は多くの先進国と比較して、後ろ向きです。
詳細は⇒電磁波ガイドラインを参照して下さい。
- 電磁波でガンやその他の病気を誘発するのでしょうか?
電磁波とガンなどの健康被害の因果関係は、現状では結論は出ていません。しかし、 40年以上前からの多く海外の疫学調査などでは、4mG以上の低周波磁界(場)によって、小児白血病の発症率が約2倍となるという結果が公表されています。2001年には、国際電磁波界プロジェクトの一環として、国際がん研究機関(IARC)は極低周波磁界(場)について発がん性の評価を行い、「ヒトへの発がん性の可能性がある(2B)」と公表しています。携帯電話基地局や携帯電話からの(高周波)電磁波に関しては、この2―3年の学術論文などから脳腫瘍を含めた発がん性があるのではと懸念される結果が多く出ています。携帯電話からの電磁波は90年後半からの普及とまだ日が浅く、携帯電話からの電磁波でガンになると断定はできていないのが現状です。携帯電話や携帯電話基地局の加速的増加に比例して、電磁波過敏症の症状を訴える患者が増加しています。 予防原則の立場から、電磁波リスクを減らす電磁波対策をとるのは無難かもしれません。備えあれば、患いなし
- 妊娠中なのですが、妊婦にはどのような影響が考えられますか?
電磁波が妊娠中の胎児に与える影響は、電磁波とガンとの因果関係と同様で、医学的には悪いとは断定できていないのが現状です。ただし、イギリスでは16歳以下の子供には緊急時を除いて携帯電話の使用を控えるように、警告しています。欧州では、電磁波の危険性は、大人よりも細胞の発達が著しい子供、幼児、胎児が高いという認識が一般的です。胎児にとってよりよい体内環境は成長過程において大変重要です。この意味でも妊娠されている方の場合は体内に胎児を抱えているので、電磁波からの被曝を避けることが大切です。電化製品からの低周波電磁波と携帯電話基地局などからの高周波電磁波の両方からの被曝(特にお腹周辺)には、気をつけてください。備えあれば、患いなし
- ペースメーカーを使用中です。電磁波がどのような影響を及ぼしますか?
電磁波の影響によりペースメーカーが誤動作を起こさないと断言はできません。 多くの病院内では、携帯電話の使用を禁止しています。理由は携帯電話の電磁波により、医療機器などが誤動作を起こすことがまれにあるからです。ペースメーカーにも同様のことが起こる可能性があります。携帯電話の発する高周波電磁波により、ペースメーカーの電極間に電圧が誘導されると、誤動作を起こす恐れがあります。国内のガイドラインでは「携帯電話を使用する場合は、少なくともペースメーカーから22cm離して使用すること」となっています。この意味は、携帯電話使用時、携帯電話がペースメーカーから22cm以内にあると、電磁波の影響を受ける可能性があるということです。
- 隣の方がオール電化住宅です。隣からの電磁波は危険ですか?
隣の方がオール電化住宅で、その方からの電磁波は危険だとは一概には言えません。電磁波は距離をとることで電磁波の強度は激減します。通常2m以上離れていれば、問題はないと思います。心配する前に現状の電磁波環境を把握することは大切です。低周波電磁波は簡単に当社の低周波電磁波測定器で確認できます。
詳細は⇒低周波電磁波測定器オール電化住宅では、台所から浴室に至るまで、電気の制御によってコントロールする仕組みです。確かに、直接火が出るコンロよりも、危険が少なく、年配者にもやさしいシステムと言う事で注目されています。その反面、すべて電気に頼っている事による電磁波の影響です。予防原則から、電磁波は人体に影響があるかもしれないことを考慮すると、電磁波の被曝量を減らす工夫をするほうが、無難と思います。必要に応じて、自己責任のもと、電気の代わりにガスコンロやガス湯沸かし器、または石油ストーブなどを使用するなどで電磁波の一日の被曝量を減らせます。
- IHクッキングヒーターの電磁波は、危険ですか?電子レンジは?
電磁波は危険とは一概には言えませんが、IHクッキングヒーターや電子レンジは強力な電磁波を発生する電化製品の代表格です。他の電化製品や、ガス調理器などで置き換えることができるなら、置き換えたほうが無難です。 置き換えができない場合は、距離をとる工夫、使用時間を減らせる工夫、電磁波防御製品の使用などで電磁波被曝量を減らすことをお勧めします。まずは現状の電磁波環境を把握しましょう。IHクッキングヒーターからの低周波電磁波は簡単に当社の低周波電磁波測定器で確認できます。
詳細は⇒低周波電磁波測定器電磁波の悪影響の可能性を示す疫学調査や学術論文が多くあるなか、電磁波リスクを減らすことは重要です。 備えあれば、患いなし
- そばに送電線があり、電力会社の方が家の中を測定し、数値は10mGで全く安全ですと言われました。この数値は安全でしょうか?
驚くかな、国内には低周波磁界(場)安全基準値は存在しません。これをもとに電力会社の方は測定数値10mGは安全で問題はないと言っているのです。本当に安全かは疑問です。では危険かと言われれば、危険とは断言できません。ただし危険ではないから、安全ですとも言い切れません。自身で電磁波測定をすることをお勧めします。送電線からの低周波電磁波は簡単に当社の低周波電磁波測定器で確認できます。
詳細は⇒低周波電磁波測定器WHO(世界保健機構)では、4mG以上の磁界(場)環境では、小児白血病の発症率が2倍になると公表しています。
送電線からの磁界は防げません。この数値をどうとらえるか次第で、家族のことなども考慮し、他の場所に移ることも選択筋の一つかもしれません。
- 携帯電話使用は危険ですか?携帯電話通信会社は、総務省からの電波防護指針の安全基準を満たしているので安全ですと言っていますが、本当に安全ですか?携帯電話使用時に注意する点は?
危険または安全とは断言できません。携帯電話の電磁波が人体に悪影響があるかは、現状では、結論が出ていません。しかし携帯電話の電磁波の悪影響の可能性を示す疫学調査や学術論文が多く発表されてきています。スイスやリシュテンシュタインは2013年から携帯電話基地局からの電磁波放射を規制することを決定しました。携帯電話の電磁波リスクを減らすための工夫は必要かもしれません。備えあれば、患いなし
詳細は⇒電磁波ガイドラインを参照して下さい。携帯電話使用時に注意する点は、使用時間を減らし、電磁波被曝を減らす工夫をし、そしてエアチューブ式電磁波低減イヤホンマイクを使用することです。
詳細は⇒携帯電話防御テクニック 10カ条を参考にして下さい。
- 家の中の電化製品や屋内電気配線の電界(場)を取ることで、電磁波対策は万全ですか?電界(場)を取るにはどうしたらよいですか?取ることは必要ですか?
いろいろな電磁波情報が飛び交う中、電磁波に対する正しい理解認識を持つことが重要です。電磁波対策製品メーカーによっては、電磁波対策は低周波電界を取ることが最重要で、電界対策だけを推奨しています、と公表しています。 電化製品や屋内電気配線から発生する低周波電界(場)を取るだけの電磁波対策は万全ではないと思います。当社が考える総合電磁波対策は低周波電界対策、低周波磁界対策そして、高周波電磁波対策をすべて総合的に講じることです。 電化製品や屋内配線などからは低周波電界(場)が発生しています。この電界をとるには低周波電界シールド材電磁波シールド塗料:NSF34や低周波電界シールドクロス:ルーベンRL95などで電界を99%取り除くことができます(アース接地を取る事は必要です)。
詳細は⇒電磁波対策及びエコロガサークルを参考にして下さい。
- 家のそばに高圧送電線があります。送電線からの電磁波対策は取れますか?
高圧送電線の種類によりますが、家と高圧送電線との安全距離は300mです。 家のすぐそばに送電線がある場合や家の真上などに送電線がある場合は、送電線からの電磁波対策は限られます。電磁波シールド材を利用しての広域低周波磁界(場)対策はできません。しかし、低周波電界(場)対策は可能です。低周波電界シールド材(電磁波シールド塗料:NSF34や低周波電界シールドクロス:ルーベン)使用で、送電線からの電界を99%取り除けます(アース接地を取る事は必要です)。
- 家の中の高周波電磁波(マイクロ波)の対策はしないほうがよいと言われたが、しないほうがよいのでしょうか?
いろいろな電磁波情報が飛び交う中、電磁波に対する正しい理解認識を持つことが重要です。国内の電磁波対策製品メーカーによっては、高周波電磁波対策はすべきではないと顧客に伝えているようです。当社は、高周波電磁波(マイクロ波)対策は、低周波電磁波対策以上に重要と考えています。 当社が提案する総合電磁波対策は低周波電界対策、低周波磁界対策そして、高周波電磁波対策です。当社はドイツ建築生物学(バウビオロギー)協会の電磁波ガイドライン:SBM2003に準拠して電磁波防御のビジネス活動を行っています。SBM2003によると、高周波電磁波、特に携帯電話など使用のパルス変調高周波電磁波対策の必要性を強調しています。
詳細は⇒電磁波対策、電磁波アドバイス、エコロガサークルを参考にして下さい。
備えあれば、患いなし
- 携帯電話を頻繁に使用します。どのような電磁波対策がありますか?
携帯電話はできるだけ使用頻度を控えるなどして、耳や頭部に対する携帯電話からの電磁波被曝を減らすことです。携帯電話を使用する時は、エアチューブ式電磁波低減イヤホンマイクの使用をお勧めします。
詳細は⇒携帯電話防御テクニック 10カ条を参考にして下さい。
備えあれば、患いなし
- 音や振動を感じます。電磁波シールド材、シールド生地、シールド蚊帳などで対策が取れますか? または電磁波測定器で測定できますか?
音や振動は電磁波ではないため電磁波測定器では測定できません。身体が感じる音や振動などは空気の振動音で、電磁波の特性とは全く異なります。この理由で電磁波シールド材、シールド生地、シールド蚊帳などでは音や振動の対策は取れません。
音や振動に対して敏感に反応される方の中には電磁波過敏症の方が多くいます。電磁波過敏症の対策には電磁波シールド生地やシールド蚊帳などは有効です。
- ハイブリット車の購入を考えていますが、車の電磁波対策にはどういった方法がありますか?
ハイブリット車は、稼働動力としてエンジンと電気モーターを使用しています。また電気自動車はエンジンの代わりに電気モーターのみ使用しています。電気モーターからは大量の電磁波が放射されます。この意味でハイブリット車や電気自動車からは通常のエンジン自動車より大量の低周波電磁波が発生します。電磁波対策は限られますが、発生する電界(場)と磁界(場)を低減する事は可能です。床には磁場シールドシート:MS6000Mを敷くことにより、床からの磁界放射は低減できます。車用アースシートマット:MS342、車用アースストラップ:MS340、または低周波電界シールド生地:MS500などを使用して車から発生する電界を低減できます。